頭を洗うときはシャンプーを使用する!
ほとんどの人が「年齢=シャンプー歴」だからお湯だけで洗髪するなんて、「汚い!!」と思うかもしれません
ただその一方で
湯シャンを続けてたらフケ・かゆみが軽減した。抜け毛が減少したなど、巷にはメリットがたくさん紹介されてます!
脱シャンプーするだけだから、お金がかかるわけではないし試してみよっかな!
そう思ったあなたへ
湯シャン初心者のあなたへ、湯シャンのやり方と注意点を伝授
さらに湯シャンを始めるおすすめの時期など解説していきます!
湯シャンを始める前の心構え!そもそも洗髪の頻度が高くなったのは最近
ほとんどのひとが「年齢=シャンプー歴」だからお湯だけで洗髪するなんて常識の範囲外!
「頭洗うのにシャンプーしないなんて汚い」
そう思うのも無理はないと思います。
ですが、そこまで過剰に反応する必要はありません!
そもそも、日本では洗髪の頻度が高くなったのは戦後だからです
平安時代 | 年に1回 |
---|---|
江戸時代 | 月1~2回(最も高頻度な江戸の女性) |
昭和戦後 | 月1~2回 |
昭和30年頃 | 1回/5日 |
1980年代 | 2~3回/週 |
1990年代半ば | ほぼ毎日(10~20代女性) |
2015年 | ほぼ毎日(10-50代女性) |
出典先:花王公式ホームページ:https://www.kao.com/jp/haircare/history/14-1/
さらに戦後よりも現代(2022年)の方が公衆衛生もよくなっているから、だいたいの汚れは水で洗い流すことができます!
常識部分に気を取られ過ぎないで、軽い気持ちで試してみるのが大切です☆
湯シャンの正しいやり方を徹底解説
さっそく、湯シャンをやっていきましょう☆
手順としてはこんな感じです!
- お風呂に入る前にブラッシングする
- 38℃~40℃の温度で洗い流す
- 指の腹でやさしく洗う
- タオルでしっかり乾かす(ドライヤーは補助的に)
ブラッシングで準備
シャンプーをやめた直後は余分な皮脂がドバドバ出てきます
そうした余分な皮脂や花粉やほこりなどを浮かすことができます
汚れを浮かした後に湯シャンをして、汚れをきれいに洗い流すイメージですね
入浴前以外でも、たとえば暴飲暴食した後など
頭のベタつき・かゆみが気になった時にブラッシングをするのはおすすめです☆
私の感想ですがすっきりして不快感がやわらぎました!
38℃~40℃の温度で洗い流す
皮脂や汗のほかにも、花粉やほこりなどの水溶性の汚れ
揚げ物の油や排気ガスなどの油溶性の汚れが髪にはつきます
水溶性の汚れならば35~36℃くらいの体温と同じくらいの温度でもしっかり落とせますが
油溶性の汚れの場合少し温度を上げないと落とせません
なので、38℃~40℃の温度で洗い流すのがベストです☆
ただ、これ以上熱く設定すると逆に乾燥などしてしまうので注意が必要です
指の腹でやさしく頭皮を洗う:豆腐の表面やうぶ毛をなでるかのように洗う!
ベタつきが気になって爪を立てて洗ったり、必要以上にガシガシ洗うのは厳禁です
頭皮を痛めて炎症の原因になってしまうからです
私はリーブ21で教えてもらった洗髪方法を採用してますが
主に人差し指・中指・薬指の3本の指の腹を使って、やさしく上下?右左?に細かくこするように頭皮を洗ってます
「おでこの生え際」「前頭葉」「頭頂部」「後頭部」「頭の左右」「もみあげ」の順番に洗ってます
自分ルールを決めておくと、漠然と洗髪するよりしっかり頭を洗うことができます☆
洗髪に時間がかかってしまいますが、湯シャンはただでさえ臭いや汚れなど気になるので自分ルールで洗い残しがないように。
気持ち的に爽快感を得ることができますね☆
タオルでしっかり乾かす
「髪はドライヤーで乾かすから、タオルは体メイン!」という人もいるかもしれません
ただ、湯シャンを始めたばかりの頃は気持ち的にベタつきがまだ落ちていない感じがします
だからタオルで余分な皮脂を拭き取るイメージだと少し気持ちが落ち着きます!
タオルドライも爪を立ててゴシゴシするのではなく、やさしく髪を包んだり軽く叩いて乾かします
しっかり乾かして、ドライヤーの時間を減らすのがベストですね
湯シャン後の髪のしっとり感はこんな感じ
シャンプーを使用していた時は、髪が細く弱々しい髪質でしたが
少し芯が出てきて、潤いがあります。
動画は湯シャンを始めてから1ヵ月目ぐらいなので、まだまだ重みがあります!
湯シャンの効果:やる意味は?
医師:宇津木龍一先生の著書を参考にしてます
シャンプーを使用しない洗髪をおすすめする主な理由2つ
- シャンプーに含まれる界面活性剤の洗浄力が強すぎること
- シャンプーに含まれる防腐剤が頭皮の常在菌を壊滅させてしまう
シャンプーは洗浄力が強すぎて必要な皮脂まで洗い流してしまう!
シャンプーで皮脂をすっかり洗い落としてしまうと、皮脂が不足してくる。そのため皮脂を大量につくって補わなければならないため、皮脂腺が発達します
そうすると、毛に行くはずの栄養が皮脂腺に行ってしまい、毛は栄養不足になってしまう。
結果、太くて丈夫な毛が少なくなってしまう・・・
防腐剤が常在菌をたおし、減らしてしまう
頭皮の常在菌が汗や皮脂を食べて、頭を弱酸性に保っています。雑菌やカビ、病原菌などから守り健康に、清潔な状態を維持できています
ところが、シャンプーに含まれている防腐剤の強い殺菌力で、頭皮の常在菌を殺してしまいます。
結果、雑菌が繁殖しやすくなって炎症を起こしやすくしてしまう
個人差がもちろんあるかと思いますが、湯シャン・脱シャンプーを試してみるのはおすすめですね
湯シャンの注意点
- ヘアワックスなど使用する人は不向き
- 体に合わないと感じたらやめる
整髪料を使う人には不向き
ワックスなどの整髪料を使う習慣のある人には不向きです
湯シャンだけでは、落としきることができないからです!
整髪料が頭皮に残ってしまうと、かゆみや臭いの原因になるため湯シャンの本来の効果を得ることができません
整髪料を使わない日に限定して湯シャンをするなどの工夫が必要になります
試してみてメリットを感じられなかったらやめる
どうしても臭いが気になる!
かゆみがおさまらない!
などなど、湯シャンをやってみてメリットを感じられなかったら、やめるべきです
体質に合わないこともあるし、気持ち的に難しく感じたら無理せずやめたほうがいいです。
まずは週2日から湯シャン実行がおすすめ!
「年齢=シャンプー歴」の私たちなので、皮脂腺が異常に発達してます
そんな状態で一気にシャンプーを止めると、皮脂腺から大量の皮脂がジュクジュクと溢れ出てベトベトになります
冬ならまだしも梅雨や夏に実行すると、湯シャンの良さを感じる前に挫折してしまいます
なので無理しないで、あまり人と会わない土日のみ湯シャンにする。または、長期休暇に湯シャンを挑戦する。
まずはどんなものだろうか、試してみて効果を確認することがよいかと思います☆
気になる臭いは?
家族・同僚に事情を説明して嗅いでもらいました。頭から10~20㎝離れたあたりから。
ただ、家族・同僚共に「気にならない」と言われました。
同僚に関しては気を使ってくれた可能性がありますが(実は臭かったのならごめんなさい)
容赦ない家族(特に兄の子ども)から「気にならない」と言われたので
少し離れたところからなら臭いは気になりません
ただ、夕方16時ぐらいに頭皮を指でこすって、その指を嗅ぐと「あっお父さんの臭いがする!」
自分でも分かるぐらいにおいます。
開始して1~3ヵ月ぐらいは臭いはします!
まとめ:週2回ぐらいから始めて、メリットを感じたら続けるのがベスト☆
私が湯シャンを開始したのは冬ということもあって、一気に脱シャンプーしました!
写真は湯シャン開始後1ヵ月ぐらいの写真!
光の感じなどで分かりにくいですが、1ヵ月後の右の写真の方がしっとり感が出ていると思います☆
- 細い髪質でまとまりがなかったのが、少しハリとコシがでてきた
- 単純に時短・お金がかからない
- 入浴後のしっとり感が気持ちいい
- 整髪料がなくても髪の流れをつけやすくなった
- 抜け毛が減った(排水溝のお掃除が減った)
個人的には抜け毛が減り、髪にハリとコシが出始めてるから薄毛に効果にあるのでは?
と期待しているので、もう少し湯シャンを続けてみようと思います!
やめるも始めるのもすぐに出来るので、興味がある方は是非、試してみて下さいね☆
ではでは!